なでしこジャパンメンバーが弱い原因は？敗因一覧からみる佐々木監督が解任

世界ランク４位のなでしこジャパンメンバー。

2016年のリオ五輪に出場できなかった敗因一覧は、チームメンバーが弱いからではなくて、スポーツとは常にシビアな世界ということです。

なでしこジャパンが弱い原因は澤選手がメンバーにいないから？

澤選手が引退してからのなでしこジャパンが弱いということではありません。

確かにカリスマ的な澤選手がいないなでしこジャパンは今までに経験がなかった事態なので、それが直接的な敗因ではなかったにしろ多少の影響はあるかもしれませんね。

そうはいってもサッカーというスポーツは11人で戦うものです。

いくら澤選手がカリスマ的存在の選手でも１人で戦えません。キャプテンが澤選手から宮間選手になり、宮間選手は相当なプレッシャーがあったことでしょう。

今までなら澤選手がいたことで何とか精神的にも安定していたのが、澤選手がいなくなり頼りにしていた人がいなくなった精神面での影響度はないといえば嘘になります。

それでもサッカーは1人では決してできないので、何とかしてなでしこジャパンのチームメンバーをまとめなければならないのです。

そんな中でのリオ五輪アジア最終予選は宮間選手にとっても、新生なでしこジャパンのチームメンバーにとっても最初の関門でした。

なでしこジャパンは世界ランク4位の強豪国ですが、強いチームが必ずしも毎回予選突破をするとは限りません。

なでしこジャパンはワールドカップ優勝、ロンドン五輪でオリンピック銀メダルなどを獲っているチームなので予選突破は当たり前と思われているのが現状です。

それは、なでしこジャパンのメンバーや監督にとっては誇り高いことですし、実力に沿った戦い方をしていくのは当然ですが、普通に戦うよりもやはりプレッシャーは相当なものなんですよね。

男子サッカーは、ブラジルがワールドカップ予選突破は当たり前と思われていますが、ブラジルも予選突破はいつも簡単ではありませんし、プレッシャーはかなりあります。

ブラジルは優勝して普通と思われているので、なでしこジャパンも無意識的に予選突破やメダル獲得は普通のことだと感じていたのかもしれません。

なでしこジャパンが弱い訳ではなくて、他国が過去よりもドンドンと強くなってきているのも敗因の原因です。

強いチームは常に研究されては対策を練られるのが当たり前です。

なでしこジャパンのメンバーの年齢層が上がり、若い選手が育っていないのも敗因の原因かもしれませんが、技術うんぬんよりも精神面での大きさがほとんどでしょうね。

リオ五輪アジア最終予選で中国に敗れた後の試合は消化試合となりましたが、ベトナム戦では6対1となでしこジャパンらしい快勝となりました。

リオ五輪に出場できなかったことで、なでしこジャパン佐々木監督の進退に悪影響を及ぼし、解任するかもしれませんね。やはり佐々木間監督の責任は少なくともありますよね。

今までの功績から考えても佐々木監督の実力は申し分ないのですが、サッカーに限らず長期的な安定はどんな世界でも難しいことです。

勝ち続けることの厳しさがヒシヒシと感じるリオ五輪アジア最終予選でした。

これからもなでしこジャパン戦いは続きますが、今後のワールドカップや４年後の東京オリンピックでは是が非でも出場して金メダルを獲ってほしいものです。

今後の佐々木監督の進退や新生なでしこジャパンを温かく見守っていきたいですね。

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