エッシェンシャル思考とは一体何なのでしょうか?
目次
エッセンシャル思考のポイント
1. 本当に大事なことだけを選ぶ
→ たくさんやろうとすると、結局どれも中途半端になる。だから「これは絶対大事!」というものだけをやる。
2. やらないことを決める勇気
→ なんでも引き受けると疲れるし失敗する。大事じゃないことは「やらない」と決めてOK。
3. 一点集中する
→ あれもこれも手を出すより、1つの大事なことに集中した方が成果が出る。
4. 余白を作る
→ 予定や頭の中をぎゅうぎゅうにせず、余裕を持たせると大事なことに力を注げる。
5. 選ぶのは自分
→ 「やらなきゃいけない」と思いがちだけど、本当は自分で選んでいい。人生のハンドルを握るのは自分。
著者:グレッグ・マキューン(Greg McKeown)
主題:人生や仕事で「やること」を減らして、本当に重要なことに集中する方法。サブタイトルは「The Disciplined Pursuit of Less(より少ないことを規律正しく追求する)」。
中心命題:「より多くをこなす」のではなく「より重要な少数に絞って、それを徹底的に良くする」。
コア・コンセプト(根本の考え方)
1. 選択の自由 — 自分には「選べる」ことを自覚する(受動的に流されない)。
2. トレードオフを受け入れる — 何かを取る=何かを捨てる。これを否定せずに戦略的に選ぶ。
3. ギャップを見つける(判別) — 「重要な少数」と「些末な多数」を見分ける力を持つ。
4. 実行の設計 — 大事なことが自然にできるように仕組み(環境・ルーチン)を作る。
5. 「いいえ」を言う技術 — 不要な要求を断れることで、本当に価値あるものを守る。
本の構成と主要内容(大枠の流れ)
マキューンは実務的に4つのフェーズで進めることを示します:Essence → Explore → Eliminate → Execute。以下、各フェーズの中身と実践的ポイント。
Essence(本質を理解する)
「何が本質か」をはっきりさせる。目的・貢献(自分が最も価値を出せること)を明確化することがスタート。
「忙しい=正しい」ではない。活動量ではなく、結果(重要な成果)で測る。
Explore(見極める)
情報を集め、試し、比較して何が重要かを見定める。急いで決めず「スペース(余白)」を作って考えることが重要。
質問例:「これがなければ、私の成果はどう変わるか?」
「最も大きな貢献は何か?」
「もし一つしかできないなら何を選ぶか?」
小さな実験や短期トライアルで判断材料を増やす。
Eliminate(削る)
本当に不必要なものは積極的にやめる。ここで出てくる実践手法:やめるリスト(Stop Doing List)を作る。
要請に対する断り方のテンプレを用意する。
delegating(委任)・バッチ処理・自動化を活用。
社会的プレッシャーや罪悪感とどう向き合うか(短い断り文句や代替案を用意する)。
Execute(実行し続ける)
大事なことを確実に実行するために環境とルーチンを整える。具体例:タイムブロッキング、バッファを作る、不要な意思決定を減らす(ルール化)。
「もし明確な『はい』でないなら、『いいえ』と考える(If it’s not a clear yes, it’s a no)」というシンプルな判断基準。
小さな勝利(small wins)を設計してモメンタムを作る。
すぐに使えるステップ(1週間プラン)
1. 目的を書く(20–30分)
「自分が最も価値を出したいこと」を1〜2行で書く。
2. 優先基準を決める(5分)
活動を評価する基準を3つ程度(例:影響度、必要時間、楽しさ/持続可能性)。
3. 現状の棚卸(30分)
1週間の仕事/予定を書き出し、重要度をA/B/Cで分類。Cは削る対象。
4. やめるリストを作る(15分)
明日からやめる、週ごとに見直す項目を列挙。
5. 時間ブロックを設定
毎日「最重要タスク」のための集中ブロック(2時間)をカレンダーに固定。
6. 断り文のストックを作る
例文を3つ用意してすぐ使えるようにする(下で例を示します)。
7. 振り返り(週次)
毎週30分、自分の時間配分と成果をチェックして調整。
仕事・私生活での具体例
仕事:会議を削る → 「会議の目的が明確でない/決定が出ない」なら代理でメールにしてもらう、または議題限定20分に短縮。
家庭:子どもの送り迎えを共働きで分担する代わりに、自分の平日集中時間を確保する。
健康:毎朝の散歩(30分)を「不可欠」と位置付け、他のことを調整する。
「いいえ」の言い方(実用フレーズ)
「誘ってくれてありがとう。ただ、今はそれに全力を注げる余裕がないので遠慮します。」
「面白そうですが、私の今の最優先事項と合致しないので今回は見送ります。」
「興味がありますが、時間を確保できないので代わりに◯◯を提案できます。」
(短くても誠実に伝えるのがコツ。理由を長々説明する必要はない。)
よくある障害と対策
罪悪感/断りづらさ → 小さな「いいえ」練習をして慣れる。代替案を用意すると渡しやすい。
FOMO(取り残される恐れ) → 長期目標に照らして判断。短期の機会は常に現れると割り切る。
周囲の反発 → 最初は説明が必要。結果を出して信頼を築くと抵抗は減る。
「忙しい」を美徳とする文化 → 活動ではなく成果で評価してもらえる指標を作る(KPIや成果物)。
要点のまとめ(覚えやすく)
「より少なく、しかしより良く」
選ぶことは力。放っておくと他人の優先に流される。
明確な基準を持ち、不要なものは断ち切る。
実行しやすい仕組み(時間のブロック、やめるリスト、断り文)を作る。
あわせて読みたい!
→【ネットビジネスの落とし穴】大学生が思考停止状態から脱する3つの方法とは?
エッシェンシャル思考を要約して人生に使える実践方法とは?を最後まで読んで頂きありがとうございます!