生まれたてのメダカの稚魚を針子(はりこ)といいますが、メダカ育成で一番難しいのがこの針子を成魚までに育てること。
生まれたてから2週間までが鬼門と言われているのでまずはこの2週間を乗り越えることが大切です。
1カ月経過した針子は約1センチ程度の大きさになり、これくらいになれば生存率は高まります。
目次
なぜ生まれたての針子は生存率が低いのか?
生まれたての針子の生存率が低い理由には主に3つあります。
- 餓死
- 水質悪化
- 捕食
生存率の低い原因のほとんどは餓死によるもの。メダカには胃がないので餌を貯めることができません。それに針子の口は小さくて上手く食べられないこともしばしば。
頻繁に餌をあげなければなりませんがあげすぎると水質が悪化します。
ミジンコ、ミドリムシ培養とグリーンウォーター(青水)でほぼ解決できる
グリーンウォーターにしてプランクトン(ミドリムシやミジンコ)を増やすと解決しますが自然にグリーンウォーターとなるのは約1か月くらい掛かります。
すぐにグリーンウォーターを作れる生クロレアで作るのをおすすめしますが、わたしは自然にグリーンウォーターを作れました。ただし、室内飼育だと難しいです。
たまに粉餌をあげては基本的にはプランクトンを餌にすると生存率は高まります。
水質悪化を防ぐためには水を頻繁に換えない
普通に水質を改善するためには水を全部換えることが正解と思えます。
けれども、メダカなどの魚類に関しては頻繁に換えるのではなくて少なくなったら水を足すのがいいですね。室外飼育で真夏だとすぐに水が減りますし、南向きだと温度管理にも気をつけなければなりません。
グリーンウォーターにすれば頻繁に換える必要はなくて、底に溜まった糞などをスポイトで取ればいいでしょう。
メダカの稚魚(針子)育成での1ヶ月経過した大きさと死なせない育て方のまとめ
メダカ飼育での鬼門の針子は可愛くては見ているだけで癒されます。
生存率はプロでも80%といわれているので針子や稚魚が星になっても気にすることはありません。
できることなら孵化した針子を全て成魚にしたいですが自然界でもそれは無理なので受け入れるしかありません。
私自身も日々針子が星になるのをみてショックでしたがこれも運命だと割り切って見守るしかないです。
強い針子だけが生き残れるのは何もメダカの世界だけではありませんからね。とにかくメダカ飼育は楽しいので気になる方はぜひメダカ飼育をやってみて下さい。
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メダカの稚魚(針子)育成での1ヶ月経過した大きさと死なせない育て方を最後まで読んで頂きありがとうございます。