ガリレオ映画「容疑者Xの献身」の出演者の石神役の堤真一さんは、その役作りと演技力で高評価を得ています。
容疑者Xの献身は人気なのかテレビでの再放送率が多いですよね。
再放送でも視聴率が獲得できるというフジテレビの思惑もあると思いますが、新しい番組で視聴率が取れないのも何か悲しいものを感じます。
目次
容疑者Xの献身で堤真一の石神役作りが高評価な理由とは?
ガリレオ映画「容疑者Xの献身」の出演者の堤真一さんは、その役作りと演技力で高評価を得ています。
※少しネタバレあり
容疑者Xの献身というタイトルですので容疑者Xが重要人物なのですが、その容疑者Xは堤真一さんではありません。
堤真一さんの役作りや演技力は、この容疑者Xの献身に限らず高評価が多いのですが、その数ある映画の中でもこの堤真一さんが演じる「石神哲哉」は本当に素晴らしいですね。
ガリレオ映画の堤真一の役作りは悲壮感ある「天才数学者」
ガリレオ映画の容疑者Xの献身での堤真一さんは、石神哲哉役で「天才数学者」です。
主人公の福山雅治さんは湯川学役で「天才物理学者」です。
この二人は大学時代の同期でもあり、当時は同じく天才物理学者と言われている湯川学も、この石神哲哉のことを天才と称しているくらい天才です。
天才がゆえの悩みと葛藤の繰り返し
堤真一演じる石神哲哉の役作りは、悲壮感ただよう天才数学者の高校教師です。
大学を卒業して家の諸事情により、数学者の道を諦めたのですが天才がゆえに周りには同レベルの人間がなかなかいません。
湯川学も天才すぎて友達もいませんし、もちろん話が合う知人もいません。分かりやすく例えますとデスノートの夜神ライトとL(エル)のようなものです。
だからこそ、大学時代は湯川学も石神哲哉もお互いを意識し合える良き友人でもあったのですが、卒業してからはお互い別々の道を歩むことになり連絡も取っていませんでした。
天才数学者でも恋の計算(駆け引き)は解けない
そんな刺激のないつまらない毎日を送っている堤真一演じる石神哲哉も、ひそかに弁当屋の花岡靖子(松雪泰子)に恋をします。
ネタバレになりますが、この松雪泰子演じる花岡靖子が容疑者Xなんです。
詳細は映画の容疑者Xの献身を見て頂ければ幸いですが、堤真一演じる石神哲哉はその天才的な頭脳を活かして、恋する花岡靖子を完全犯罪になるようにと指図していきます。
さすがの天才数学者も完全犯罪の計画と犯罪証拠は隠せても、その恋心は隠せなかったですし、恋と愛の方程式の答えはなかなか解けなかったようです。
その葛藤ともどかしさの役作りがまた堤真一のうまいところなんですよね。
数本の白髪と老け込み具合がさらに石神哲哉の存在を引き立てる
少し鬱病気味な石神哲哉の役作りですが、この悲壮感を表すために髪の毛を数本抜いたそうです。
メイクや白髪等で悲壮感あふれるのもありますが、やはり堤真一さんの役作りと演技力が1番大きいのです。
老け込み具合でさらに役作りに磨きがかかりますが、これは一朝一夕に身につけられる演技力ではありませんね。
【容疑者Xの献身】石神役の堤真一が映画ガリレオ史上高評価な理由とは?のまとめ
堤真一さん以外のガリレオ映画「容疑者Xの献身」の出演者も素晴らしい方ばかりですが、やはりその中でも堤真一さんの石神役作りは別格です。
この映画で流れる福山雅治さんの「最愛」という曲も、この容疑者Xの献身にピッタリな曲で、ガリレオ映画をさらに引き立ててくれますね。
原作の東野圭吾さんはこの容疑者Xで直木賞も受賞しました。
この映画ガリレオ「容疑者Xの献身」をまだ見ていない方は、地上波テレビ放送もときどきあるので、ぜひ堤真一さんの石神役作りと演技力を拝見してみて下さいね。
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容疑者xは石神ですよ。
「献身」しているのが誰か考えればすぐ分かることです。